所在地 伏見区 |
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選定番号 第2−042号 |
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推薦理由(抜粋) 伏見街道沿いの間口約8間の規模を持つ町家。厨子2階にも関わらず高さを感じさせる外観,年月を経て重みを増した木質感に圧倒される。 認定番号
第44号 認定理由 主屋は2棟で構成され,間口4間半の南棟は江戸時代享保期,間口2間半の北棟は明治時代前半の建築と伝わる。大屋根の両側に丸瓦を2列並べ,煙出しのある表構えを持つ。南棟の厨子2階は大壁で,大屋根と通り庇の軒裏には漆喰が塗られ,袖壁が建てられている。中には7つ竈やはしり庭の上部に小屋組みが残る。北棟は大屋根軒裏と通り庇に厚板を張る。大屋根を切妻平入とし,両棟ともに虫籠窓が残り,通り庇の高さを揃えている。座敷からの庭の眺めは,季節の移ろいを伝えてくれる。建築された時代の異なる2棟が,間取りや意匠を維持しながら,調和している姿は,伏見街道の趣ある景観を形成している。 |
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