1 “京都を彩る建物や庭園”制度とは?
京都市内には,京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園が,所有者のたゆまぬ努力により,世代を越えて継承されています。しかし,中には,その存在と魅力が十分に伝わっていないものや,維持・継承が危ぶまれているものもあります。そこで,京都の財産として残したい建物や庭園を市民の皆様から募集し,“京都を彩る建物や庭園”としてリスト化することとしました。
この制度は,これらの建物や庭園を,市民ぐるみで残そうという気運を高め,様々な活用を進めることなどにより,維持・継承を図ろうというものです。
※現状変更や所有権移転に対して,何らかの義務を課すものではありません。
2 対 象
世代を越えて継承され,京都の歴史や文化を象徴する建物や庭園。
・概ね50年以上を経過したもの
・所在地が京都市内のもの
※国又は地方公共団体が所有しているものは除きます。
3 “京都を彩る建物や庭園”の流れ
※“京都を彩る建物や庭園”審査会についてはこちら
4 “京都を彩る建物や庭園”の「選定」について
(1)「選定証」の授与
北山杉で作成した選定証をお渡しします。※ 選定証のページはこちら
(2)「所有者交流会」の開催
所有者が抱える悩みや知恵を共有いただき,更なる維持・活用
を図るための知見を深める機会を提供いたします。
(3)「彩る通信」の発行
年2〜4回,各所有者の取組事例などを紹介する機関紙「彩る通信」
を発行します。
5 “京都を彩る建物や庭園”の「認定」について(1)「選定証」の授与
北山杉で作成した選定証をお渡しします。※ 選定証のページはこちら
(2)「所有者交流会」の開催
所有者が抱える悩みや知恵を共有いただき,更なる維持・活用
を図るための知見を深める機会を提供いたします。
(3)「彩る通信」の発行
年2〜4回,各所有者の取組事例などを紹介する機関紙「彩る通信」
を発行します。
(1)「認定銘板」の授与
漆塗りに,書家の杭迫柏樹(くいせこはくじゅ)氏(京都市
文化功労者)に揮毫いただいた「彩」の文字を蒔絵で表現した
認定銘板をお渡します。※ 認定銘板のページはこちら
(参考) 文化財に関する制度の詳細はこちら ◆ 国の文化財に関しては文化庁のホームページへ(外部へリンク) ◆ 京都市の文化財に関しては京都市文化財保護課のホームページへ 景観に関する諸制度についての詳細はこちら ◆ 京都市景観政策課のホームページへ |