所在地 東山区 |
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選定番号 第4−009号 |
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推薦理由(抜粋) 七代目小川治兵衛に築かれた葵殿庭園は,ダイナミックな雲井の滝,流れ蹲,沢飛び石などが特徴的で,長男白楊作の佳水園は,山水が岩肌を這うように流れ,繊細かつ躍動感のある庭となっている。 認定番号
第60号 認定理由 ウェスティン都ホテル京都の敷地内に所在する葵殿庭園と佳水園庭園は,近代庭園の先駆者として知られる造園家,7代目小川治兵衛(植治)及びその息子白楊の作庭によるものである。葵殿庭園は,植治の最晩年,技量が最も円熟していた頃に築かれており,佳水園庭園は,白楊の手がけたものである。葵殿庭園は,紅葉やアセビの群植とシダ類に覆われた急斜面地を骨格としており,その斜面を縫うように流れと沢飛びが築かれている。佳水園庭園はもともと,大正15年(1926)に,第23代内閣総理大臣清浦奎吾の喜寿を記念して建てられた喜寿庵の前庭である。庭園の骨格には,露出したチャートの岩盤をほぼそのまま利用しており,水流が岩のしわを伝って落ちている。双方の庭園は,巧みに地形を利用した庭園として貴重である。 市登録名勝 ホームページリンク: ウェスティン都ホテル京都葵殿庭園及び佳水園庭園の ホームページはこちら(外部リンク) |
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