所在地 上京区 |
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選定番号 第7−027号 |
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推薦理由(抜粋) 無相定円禅尼の遺言に従い,永徳2年(1382),足利義満が室町御所岡松殿を尼寺としたことにはじまる尼門跡寺院。数度の移転の後,現在の地に移ったのは元禄10年(1697)。境内の南には枯山水の庭園がある。建物,庭園,ともに非公開。 認定番号
第99号 認定理由 足利将軍家の花御所の跡地に建つ,臨済宗の尼門跡寺院。日野宣子が過ごした岡松殿を寺院に改めたものとされる。応仁の乱後,移転を重ねたが,元禄10年(1697)に再び現在地に戻った。本堂,宮御殿,玄関,表門等からなる。本堂は昭和18年(1943)に東京の青山御所の部材を下賜され建てられたもので,6間取りの方丈形式をとる。宮御殿は,上段を有する対面所と生活部分からなり,文政8年(1811)祈祷札から19世紀初頭に遡ると推測される建物である。南側築地塀に沿って,東西方向に延びる枯流を中心とする庭園が配されている(京都市指定名勝)。尼門跡寺院の伽藍を伝える寺院建築として重要である。非公開。 京都市指定名勝,国登録有形文化財(建造物) |
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