所在地 北区 |
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選定番号 第7−004号 |
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推薦理由(抜粋) 昭和6年(1931)に建てられた住宅で,北側は洋館,南側は和風,地下には遊戯場がある。和洋の空間ともに上質で,家具,備品,壁紙,襖などは,建築当時に近い状態で保存されている。 認定番号
第105号 認定理由 洋反物業・田村駒の創業者・田村駒治郎の義兄にあたり,関連会社の京都染工の社長をつとめた高田常治郎の居宅として建てられた。棟札から請負・松浦工務所,大工方・中西良吉により昭和6年(1931)に上棟したことが分かる。田村駒本社を設計した建築家・木子七郎が同家の建設に関与したことも伝わる。木造2階建,鉄筋コンクリート造地下付,桟瓦葺の建物である。東西に細長い敷地の東側に玄関を設ける。玄関を入ると中央に階段室と廊下が延び,南側には和室3室(座敷,仏間,居間)を配する。北側には2室の洋室(応接室,食堂)の奥に内玄関を設け,茶の間や台所など内向き空間を配する。2階も中央廊下の北側に洋室,南側には客間など和室を配する。アーチを用いる玄関ポーチ部分と洋室部分の外観はスタッコ仕上げの洋風外観とし,南側面など和室部分は真壁造の和風外観とする。応接室は建具を開けると食堂と連続した空間となり,大理石のマントルピースを備えた本格的な洋風意匠を用いる。和洋の居室とも上質な空間となっている。昭和初期における大規模で上質な郊外住宅として重要である。 景観重要建造物 |
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