所在地 北区 |
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選定番号 第3−032号 |
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推薦理由(抜粋) 上賀茂に残る唯一の賀茂七家であり,主家と書院から成る。主家は上賀茂神社の鳥居を越えない切妻造りの屋根とし,書院は江戸時代に宮中から御学問所を移築したとの言い伝えがある。 認定番号
第50号 認定理由 梅辻家は,代々上賀茂神社につかえていた社家で,「賀茂七家」の一つである。前面道路に沿って長屋門及び土塀が並び,主庭をはさんで主屋が配されている。主屋は木造平屋建で,切妻造一部入母屋造の居室部と入母屋造の座敷部からなり,建築年代は祈祷札等から天保期と推定される。居室部は,上賀茂の社家住宅の特徴である式台と鳥居形の内玄関,供待を残している。座敷部は,御所の御学問所を移築されたと伝えられており,押板風の床の間が付き,付書院を備え随所に菊の御紋が彫られた金具が使用されている。長屋門は,切妻造,桟瓦葺で上賀茂に現存する貴重なものとなっている。また,長屋門から主屋玄関までの前庭と座敷に面した奥庭を持ち,奥庭には御印殿が配されているなど社家を特色付けている。「賀茂七家」の現存随一の遺構で屋敷の内外にその特徴を色濃く残しており,上賀茂の社家住宅の代表例として,また通り景観の形成に重要な建物となっている。 市指定有形文化財(建造物), 景観重要建造物,歴史的風致形成建造物 |
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