京都を彩る建物と庭園

高橋たか子旧宅

(たかはしたかこきゅうたく)
[Takahashitakako-kyuutaku]
所在地 北区  選定番号 第14-004号

推薦理由(抜粋)
 昭和13年(1938)に建築された数寄屋風の邸宅で、当時の意匠がそのまま保存されている。塩川文鱗らの襖絵や、苔に覆われた日本庭園があり、建築時の雰囲気を残している。小説家高橋たか子の実家で、学生時代及び高橋和巳と婚姻後を過ごし、多くの小説の構想が練られた。二人の自筆原稿や遺品が多数保存されている。