認定番号 第49号
認定理由
主屋は敷地中央に西面して建ち,切妻造桟瓦葺で,2階正面に横長の虫籠窓を設ける。南半の広い土間では重厚な梁組を現し,北半の床上部に二列六室を並べ,前面に洗練された意匠の角座敷を張出す。町家風の外観をもち,京都市南部で数少ない大型の近世民家建築である。通りに面しては,切妻造桟瓦葺2階建の土蔵と,その北側に棟を落として接続する表門があり,共に風格ある表構えを構成している。庄屋クラスの大規模な屋敷構えを構成し,地域の歴史を象徴している。
参考 国登録有形文化財(建造物),
歴史的風致形成建造物
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