青山家(あおやまけ)[Aoyamake]
所在地 左京区
選定番号 第1-017号
推薦理由(抜粋)
京都大学名誉教授である青山秀夫とその教え子達の思い出の建物と庭。庭の池には川から水が流れ込み,建物と共に風流で歴史的な面持ちがある。
認定番号 第25号
認定理由
郊外にある清閑の地において,施主の個性や趣味を随所に散りばめ比叡山を遠景,松ヶ崎東山を中景,中点に島を配する等,周囲の風景を巧みに取り入れ,建物と庭を調和させている。特に15畳の座敷は,高欄を付けた広縁に洋風の寄木の床板が敷かれ,床の間の上部には手漕ぎ消防ポンプの柄を埋め込むなど,人が集まるサロンとして,趣向を凝らしたものとなっている。