認定番号 第31号
認定理由
もと天台宗に属し,修験道本山派の本寺として知られている。白河上皇の皇子静惠法親王の入寺以来,門跡として続いた寺院で,御所炎上の際には仮皇居となった。延宝3年(1675)の大火により現在地に移転し,本堂,宸殿,庫裡,書院等が造営された。御所から下賜されたと伝えられる書院は,床,棚,書院などの細部に御所風な気品があり,外観は南と東側に土庇をまわし,木連格子の妻飾のある入母屋造ながらむくりをつけている。修験道及び門跡寺院としての歴史や建物にも由緒がある。
参考 書院:国指定重要文化財(建造物)
聖護院旧仮皇居:国指定史跡
ホームページリンク:
聖護院のホームページはこちら(外部リンク)