京都を彩る建物と庭園

認定 湯川秀樹旧宅

(ゆかわひでききゅうたく)
[Yukawa Hideki-kyutaku]
所在地 左京区  選定番号 第1-025号

推薦理由(抜粋)
 晩年までこよなく庭を愛でた湯川秀樹(1907~1981)が,昭和24年(1949)に日本人初のノーベル物理学賞を受賞し,最期まで過ごした場所。



認定番号 第26号

認定理由
 日本人初のノーベル賞受賞者である湯川秀樹は,京都が生んだ日本を代表する科学者であり,創造性・革新性に富む学問の街京都を象徴する人物である。
湯川秀樹は1歳で京都に転居後,京都帝国大学教授の子息として京都の歴史文化の中で育ち,京都帝国大学に学び,京都で生涯の大半を過ごした。
本旧宅は,晩年の24年間を暮らした住宅で,弟子や各界識者との交流や,非核平和運動についての思索を深めた場所であり,京都と湯川秀樹のゆかりを今に伝える。