京都を彩る建物と庭園

認定 天使の里 霞中庵

(てんしのさと かちゅうあん)
[Tenshinosato Kachuan]
所在地 右京区  選定番号 第1-059号

推薦理由(抜粋)
 近代日本画家の第一人者,竹内栖鳳(1864~1942)が自らの画室とするために設計監修し,美しい庭と贅をこらした見事な数寄屋造り「霞中庵」を完成させた。



認定番号 第16号

認定理由
 京都画壇の重鎮竹内栖鳳が営んだ別邸で,本格的な茶室遺構である旧公卿壬生基修邸宅の建物を一部残しつつ,栖鳳の指揮により造営された。増築部分は,栖鳳のセンスのある独特のデザインを,質の高い大工仕事で実現した,創作的な数寄屋建築である