所在地 西京区 |
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選定番号 第8−029号 |
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推薦理由(抜粋) 茅葺き屋根と楠の大木が印象的な神社。神事芸能などの風習や,明治以前の神仏習合の様子をよく残している。本殿は文化6年(1809)に建てられ,奥行きに比べ間口が広く,平面形式や構造が独特である。 認定番号
第119号 認定理由 五社神社は,天手力男命をはじめ10座の諸神を祀る。創建は不詳だが,石灯籠に流用された石柱に暦應2年(1339)の刻銘があり,中世には成立していたことが分かる。本殿は覆屋の中に建ち,南側に拝殿,舞台等が軸線上に配される。他に,近世には当社に習合されていた旧永福寺本堂(現観音堂)が建つ。本殿は文化6年(1809)に建築された一間社流造。身舎内部は内陣と外陣に分け,内陣の床を一段高く張る。内外陣境は5間の各間に板扉を嵌めるが,内部は一室として5躯の神像を祀る。永禄11年(1568)には当社で丹波猿楽の矢田座による猿楽奉納の記録が残り,舞台では神事に纏わる諸芸能が上演されたと考えられる。観音堂は,神事の際の行事諸官の座に使用されたことが天明期の文書に見える。 当社は明治以前の神仏習合の寺社景観を現在に伝え,神事芸能に用いられた建物群が残る。鎮守林とも一体となった優れた境内が評価される。 京都市登録有形文化財(建造物), 京都市文化財環境保全地区 |
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