所在地 山科区 |
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選定番号 第1−047号 |
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推薦理由(抜粋) 山科本願寺,寺内町御本寺跡の西北隅土塁遺構を主庭園に取り込んだ萱葺き屋根の京都近郊の郷士階級の住宅。建物の主部は元禄15年(1702)に建築。 認定番号 第47号 認定理由 山科郷士・庄屋として続いた奥田家は,浄土真宗中興の祖である蓮如が建立した山科本願寺の主要堂舎が集まっていた「御本寺」の一角に立地している。環濠城塞都市を形成していた山科本願寺寺内町の遺構としてわずかに残る土塁が,奥田家の敷地の北と西を囲んでいる。明和6年(1769)建築と伝わる茅葺の主屋をはじめ,上ノ蔵,下ノ蔵が建ち,正面には土塀を巡らせた重厚な長屋門を構えている。土塁とこれらの建物や庭が一体となって,山科の歴史と暮らし,風景を今に伝えている。 |
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