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ケーブル八瀬駅(けーぶるやせえき)[Cable-Yaseeki]

所在地
 左京区
 
選定番号
 第5−001号

 

推薦理由(抜粋)
 洛北の開発と比叡山への登山を目的として,大正14年(1925)に開業した。かつて,西塔橋駅と呼ばれていたこの駅舎には,鉄骨トラス造や妻飾りなど開業当初の意匠が残っており貴重である。



認定番号
 第86号

認定理由
 ケーブル八瀬駅(旧西塔橋駅)は,比叡山の山上と山麓を結ぶ叡山電気鉄道鋼索線(現,京福電気鉄道鋼索線)の山麓の駅として大正14年(1925)に開業された。建物は,駅舎とホームから成り,駅舎は鉄骨造平屋建で切妻造人工スレート葺,ホームは鉄骨造平屋建で鉄板葺,共に鉄骨アングルをリベット接合したトラスや柱で構成される。その構造や妻面の妻飾り,板壁下端のノコギリ型の意匠等は,同時期に近くに建築された叡山電鉄八瀬比叡山口駅と類似しており,ともにドイツ人技師による設計といわれている。ケーブル八瀬駅は,京都の近代化や比叡山周辺地域の歴史を伝える重要な建物となっている。





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